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「めざめれば魔女」  マーガレット・マーヒー 

めざめれば魔女めざめれば魔女
(1989/10)
マーガレット・マーヒー、Margaret Mahy 他

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お友達のjeppeさんからご紹介の本です。
アマゾンさんでは表紙が出てこないのね、20年近く前の本だからかな?
主人公ローラの顔のUPだけど、ちょっと迫力ありました。
今時のティーンは、手が伸びない装丁かもね(ー −:) 残念。
内容が良かったので、装丁を改めてまた出版して欲しいな。

(あらすじ)

ローラには第六感のような不思議な能力がある。
それはかすかな予兆となって、ローラに何かしらの変化が起こることを伝えてくる。
予兆はとてもデリケートな変化で、すぐに他人に気づかれる類の物じゃないところが、周りに理解されないところ。不安を訴えても、母からは相手にしてもらえなかったけど・・その事件があった日も、ローラには初めから何かとんでもないことが起こるのが分かっていました。

予感通り、ローラは弟と一緒に立ち寄ったある店で悪魔と出会う。
そして、幼い弟は悪魔に呪いをかけられ、精気を吸い取られ弱っていきます。
弟を助けるために、ローラは魔女になる決意をし、見知らぬ世界に足を踏み出すのでした。


こう書くとずいぶん古典的なお話・・・って感じですが。
面白かったのはローラの心の成長の描き方。
親離れをする時に感じる、辛くて・甘くて・切ない気持ち。
これは20年前でも30年前でも、今でも、全く変わらないような気がします。
大人になるときの孤独。

離婚した母が、恋人を家に迎えるのを冷ややかな瞳で見つめるローラ。
娘と対立した時、母ははっきりとローラに自分の気持ちを伝えます。

「子ども達を愛している。子供達の事をいつも守れる強い母親でいたい。
でも時には、側で励まして、支えて、慰めてくれる愛がお母さんにも必要なの。」

率直で憎めない母。
「私が母を支える」とつっぱていた、ローラの気持ちが折れた瞬間じゃないのかな。

ローラも母の気持ちを自然に受け入れていきます。

サラッと描かれる、母の女の部分が抵抗なく入ってきました。

この手のお話を十代で読まなかったけど、その頃読んだらどう感じたのかな?

母を許せないローラの気持ちはとてもよく分かりました。
この年になっても、心の成長がまだまだ未熟だと感じることは多々あれど、今では親になったおかげで、自然と親の気持ちが理解できるようになりました。
経験で人は変わるんだね。

子供達にもいろんな経験をさせねば!

面白かったです^^
jeppeさん、ありがとう



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